ガーデニング初心者さんへ

【花がら摘み・切り戻しの方法】花苗を長持ちさせるテクニックを解説

  • きれいに花が咲いている苗、この後どうやって管理するの?
  • 花がら摘みや切り戻しってイマイチやり方が分からない!

そんな疑問にお答えする記事です。

花の苗を植えれば、やがてたくさんの花が咲いてきてガーデンが華やかになることでしょう。

しかし、しばらくお世話をしていくと

  • 花が枯れてきたり…
  • 茎が伸びてきたり…
  • 植物に元気がなくなってきたり…

様々な変化が植物に現れてきます。

皆さんのガーデンにこんな株はありませんか?

こぶた

とても華やかに見えますが、この株はすでに老化が始まりつつあります

このまま放っておくと、株が弱ってしまいすぐに寿命を迎えてしまいます。

では、どんなメンテナンスをする必要があるのでしょうか?

今日の記事を読んでいただくことで

こんな感じに株を若返らせるメンテナンスができるようになります。

本日は花の苗を栽培していく中でのメンテナンス方法をご紹介していきます。

記事の信頼性(筆者について)
  • 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
  • 100種類以上のハーブの栽培を経験
  • ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上

本来、植物が花を着ける目的は、子孫を残すためです。

花を着けたり、種を着けることで、植物はとても多くのエネルギーを消費します。

以下のメンテナンスを実践すれば、エネルギーの消費を抑えて植物を長持ちさせることができます。

本日の要点
  • 花がら摘みをして老化を防ぐ
  • 伸びた茎を切り戻して若さをキープ
  • 肥料を与えて植物の体力を維持

順番に解説していきます。

花がら摘みをして老化を防ぐ

キレイな花が咲いた後は、徐々に花弁が茶色くなってしぼんでいきます。

これを「花がら」と呼んでいます。

植物は花を咲かせ、種を着ける過程で多くのエネルギーを消耗してしまいます

また、花がらが地面に落ちると、そこからカビが発生して病気の原因になることもあります

ぽん

花が終わったら出来るだけ早く「花がら」を摘んでおきましょう

花がらの例はこんな感じです

摘み方は、「がく」や「めしべ」を残さず、花を丸ごと取るようにします。

こぶた

ハサミを使って花の付け根から花がらを摘みましょう

伸びた茎を切り戻して若さをキープ

切り戻し」とは、伸びすぎた茎や枝をカットするテクニックです。

こぶた

カットした所からまた新しい芽が吹いてくるので、植物を若返らせることができます

上の写真のように、わき芽が出ている場所の少し上で切り戻しをしましょう。

下から新しいわき芽が伸びてきて、大きくなればも咲かせてくれます。

また、下の写真のように「切り戻し」と「花がら摘み」を組み合わせることで、このように株を若返らせることができます

いかがでしょうか?

このようにメンテナンスをすることで、植物は次の花の生長にエネルギーを使うことができます。

お手入れはとても大切です。

肥料を与えて植物の体力を維持

植物は花を咲かせるとき、多くのエネルギーを消費します。

ぽん

栄養を与えずにたくさんの花を咲かせると、植物は徐々に弱ってしまいます

肥料を与えて栄養を補ってあげましょう

肥料には化成肥料、有機質肥料、固形肥料、液肥

と、たくさんの種類があります。

色々な肥料を見てみたい!という方はこちらの記事をご覧ください。

初心者の方にも、経験者の方にも安心しておすすめ出来るのが、「緩効性肥料」です。

鉢の中に置いておくだけでゆっくりと肥料成分が溶けだして植物に効いていきます

プロミックは置いておくだけで、ゆっくりと肥料の効果が続く緩効性肥料です。

こぶた

肥料をあげるのが面倒」という方にこそおすすめしたい肥料です!

切り戻しをした後に、新しい芽を吹かせるためにもエネルギーが必要です。

日々の水やりと一緒に、栄養素も供給してあげると元気な状態をキープすることができます。

まとめ

いかがでしたか?

本日は花苗を長持ちさせるためのメンテナンス方法について解説しました。

本日のまとめ
  • 花がら摘みをして老化を防ぐ
  • 伸びた茎を切り戻して若さをキープ
  • 肥料を与えて植物の体力を維持

これまで一年草扱いしていた植物も、花の種類によって良好な状態がキープできていれば、越冬して翌年も花を咲かせることができます

こまめにメンテナンスをして、いつまでも華やかなガーデンを維持していきましょう!

▼この記事の他にもガーデニングに役立つ様々な知識を記事にしています

ご興味のある方は、「ガーデニングの教科書」の記事たちをチェックしてみてください!

それでは、また次のお部屋でお会いしましょう。