植物

【材料の準備~植え付けまでガイド】トマトのプランター栽培~前編~

いよいよ春も本番となり、外作業がしやすい時期になってきましたね。

ガーデニングに取り組まれている方も多いのではないでしょうか。

4月は春のガーデニングを楽しむのはもちろんのこと、夏の植物を仕込む時期でもあります。

夏の花を育てるのはもちろん楽しみですが、家で野菜を育てて収穫して食べることができたらステキですよね。

  • 野菜なんて育てたことないよ!
  • どんな野菜を選んだらいいの?

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

ご安心ください!

この記事を読んでいただければ、初心者の方でもトマトの栽培に必要な材料の準備から苗の植え付けまでの作業が問題なく進められるようになります。

記事の信頼性(筆者について)
  • 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
  • 100種類以上のハーブの栽培を経験
  • ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上

仕事と趣味の両面から植物を触っている経験を活かして分かりやすく解説していきます。

今年は夏野菜の王様「トマト」を一緒に育ててみませんか?

この記事では、準備編として、4~5月に行う作業をご紹介していきます。

  • 今回の「準備編」では、細かいテクニックは出てきません!
  • トマトを栽培してみたい!という方は、どなたでもチャレンジ出来る内容になっています。

興味のある方は、記事を読んでいただき、トマトの苗を植え付けてみましょう。

具体的には以下の準備・作業を行っていきます。

この記事を読んでわかること
  • トマトの栽培に必要な材料
  • トマト苗の植え付け準備~植え付け方法
  • 植え付け後の管理方法(初期)

それでは順番に解説していきます。

トマト栽培に必要な材料の準備

まずは栽培に必要な材料を揃えていきます。

基本的には

トマト栽培に必要なもの
  • トマトの苗
  • 園芸の必須アイテム5点セット

があれば栽培できます。

いずれもインターネット良質な商品が簡単に購入できます。

順番にみていきましょう。

トマトの苗

まずは栽培したいトマトの苗を購入しましょう。

とはいえ

どんなトマトを購入したら良いのか分からない!

という方もいらっしゃると思います。

簡単に解説しますと、トマトは大きく分けて3つのタイプに分かれます。

トマトの3タイプとは
  • 大玉トマト
  • 中玉トマト(ミディトマト)
  • ミニトマト

その他にミニトマトよりサイズの小さい「マイクロトマト」などもありますが、ここでは割愛します。

大玉トマトは大きな実をつけるために摘果(余分な実を落とすこと)という作業が必要になってきますが、そこは気にせずに、好きなタイプのトマトを選んで育ててみましょう。

園芸の必須アイテム5点セット

園芸の必須アイテム5点セット」の内容は、ずばり以下の通りです。

園芸の必須アイテム5点セット
  • プランター
  • 土(園芸用土)
  • 肥料
  • 移植ごて(シャベル、スコップ)
  • 水やりアイテム(じょうろ、ホース)

これさえあればガーデニングで扱う大抵の植物は栽培できます

よく分からないし、わざわざ買いに行くのは面倒くさい!

という方もいらっしゃると思います。

最近は、わざわざホームセンターや園芸店に行かなくてもオンラインショッピングでデザイン、機能性ともに優秀なものが簡単に手に入るようになりました。

上記の5つのアイテムも、PCやスマホから簡単に購入できます

よろしければ過去の記事をご覧ください。

トマト苗の植え付け

トマトの苗は5月初旬くらいに植え付けます。

最初の花が着いたのを確認できたら植え付けOKのサインです。

植え付け方法

  1. 購入した鉢(プランター)に6割ほど入れます。
  2. 購入したトマトの苗をポットからそっと出して土の上に置きます
  3. トマトの苗の根鉢(根がポットの形になっている部分)が完全に隠れるくらいまで土を入れます。

最終的に、土の量が鉢の容積の8割くらいになっていれば大丈夫です。

残りの2割のスペースを「ウォータースペース」といいます。

水やりをするときに水がしばらく溜まる大事な場所ですので、このまま空けておきましょう。

これで植え付けは完了です。

植え付け後の管理

植え付け後

  • 植え付けた場所にしっかり定着(活着)させること
  • 苗を大きくすること

が大切です。

乾燥させないように定期的に水をあげて肥料をあげておきましょう。

水やりの頻度は天候にもよりますが、5月初旬であれば1~2日に1回くらいの頻度を目安にしましょう。

肥料は「固形タイプ」と「液体タイプ」がありますが、それぞれ以下の違いがあります。

  • 固形タイプ

  置いておくとじわじわ溶け出す。長期間ゆっくりと効いてくる

  • 液体タイプ

  水やりと一緒に与える。即効性があり効果は短い。

両方を使い分けるのが理想的ですが、初心者の方には作業の手間が少ない固形タイプがおすすめです。

苗の植え付けと同時に固形肥料を置いておきましょう。

今後の作業(予告)

苗が活着(鉢やプランターに定着)したら、茎がぐんぐんと上に伸びてきます。

トマトは自立できないので、支柱を立てて管理をします。

また、順調に成長してくると、脇芽(わきめ)といって、メインの茎の脇から新たな芽が次々と出てきます

これを伸ばしてしまうと、余分な栄養を取られてしまいますので、早めに摘み取る作業(芽かき)が必要です。

詳しくは今後の記事でご紹介いたしますので、ご期待ください。

まとめ

いかがでしたか?

本日は「トマト育て方①前編」ということで、道具の準備、植え付け方法を中心に解説しました。

本日の要点をまとめます。

本日のまとめ

  • トマトは大玉、中玉、ミニトマトの3タイプに分けられる

 ⇒好みのタイプの苗を購入してOK!

  • 園芸の必須アイテム5点セットを購入する
  1. 鉢(プランター)
  2. 肥料
  3. 移植ごて(手シャベル)
  4. 水やりアイテム(ジョウロ、ホースなど)

  • 苗を植え付ける

 ⇒土は鉢全体の8割程度、2割はウォータースペースとして確保

  • 固形肥料を置いて、土が乾かないように水やりをして苗を育てる

 ⇒後編へつづく

植え付けまでの作業は、トマトに限らず、どの植物にも応用が効きます

つまり、今日の作業をマスターすれば、色々な植物を育てることができます。

必須アイテムを揃えて、お気に入りの花や野菜の栽培にチャレンジしてみましょう。

次回の記事では、トマト栽培に必要なテクニックを具体的にご紹介していきます。

充実したトマトを収穫するために、後半の記事もぜひご覧ください。

それでは、また次のお部屋でお会いしましょう。

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