ハーブ

プランターを使ったチャイブの育て方【プランターおすすめハーブ】

  • プランターチャイブを育ててみたい
  • プランター特有の管理ポイントを知りたい

そんな方におすすめの記事です。

チャイブは育てやすく、初心者でも安心して育てることができるハーブです。

プランターや鉢を使って栽培すれば、ベランダや玄関先、室内などの限られたスペースでもチャイブを楽しむことができます

チャイブをプランターや鉢で栽培する場合

  • どんな土に植えればいいの?
  • 水やりの方法は?
  • 植え替えは必要?

など、鉢植え特有の栽培のポイントがあります。

本日はプランターや鉢を使ったチャイブの育て方を解説します。

この記事をお読みいただくことで、誰でもプランターで元気なチャイブを育てることができるようになります

本日の要点
  • チャイブプランター栽培に向いているハーブ
  • 水はけの良い土を準備する(配合例も紹介
  • 過湿を嫌うため、水がたまらないように注意
  • 2~3年に1回のペースで植え替え

記事の信頼性(筆者について)
  • 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
  • 100種類以上のハーブの栽培を経験
  • ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上

仕事趣味の両面から植物を触っている経験を活かして植物の正しい知識を発信します。

チャイブはプランター栽培に向いているハーブ

チャイブはプランター栽培と相性の良い植物です。

チャイブはネギの仲間で、球根で増えます。

球根は数年に一度分裂する性質があります(分球といいます)。

チャイブはとても生育旺盛なため、地植えで栽培した場合はチャイブの球根が増え続け、栽培面積が広がり過ぎてしまうというデメリットが生じます

一方、プランターや鉢でチャイブを栽培すれば、あらかじめスペースが制限されているため、必要以上にチャイブが広がることはありません

これがプランター栽培の最大のメリットです。

定期的に「植え替え」を行う必要がありますが、プランターで栽培すれば常に適切なボリュームをキープできるというわけです

植え替えの方法は後述します。

水はけの良い土を準備(配合)する

チャイブ過湿が苦手なハーブです。

プランターの中に水がたまると球根が腐ってしまいます

プランター栽培に適した水はけの良い土を準備しましょう

水はけの良い土を用意する方法2つあります。

  • ハーブ栽培用の土を購入する
  • 自分で土を配合する

自分で土を作れるようになると、他の植物への応用も効くようになりおすすめです。

2~3種類の土さえ準備すれば、初心者の方でも簡単に土をブレンドできます。

赤玉土:腐葉土=7:3

これが園芸の世界で「基本の用土」と呼ばれる配合です

水はけが良く、水持ちも良いバランスがとれた土です。

この土をベースに使っていけばほとんどの植物を上手に育てることができます

この土を常備しておけば色々な植物を鉢植えするとき使えてとても便利です

もちろん、チャイブもこの土を使って栽培が可能です。

この「基本の用土」に「軽石」を少し加えると、さらに水はけが良くなります。

基本の用土:軽石=9:1

過湿が苦手なチャイブにはこちらの配合がおすすめです

安い園芸用培土より品質が良く、コストもかからないため、ぜひ実践してみてください。

土の配合についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

園芸のプロも使う用土の作り方

チャイブの水やりについて

チャイブは過湿が苦手なハーブです。

鉢の中に水がたまり続けるような環境は好みません。

ですが、水やりに気を使う必要はありません

水はけの良い土に植え付ければ良いのです

無理に水を控えると、根が乾燥しすぎてダメージを受けることもあります。

水やりの量を制限するのではなく、水をあげてもサッと乾くような水はけの良い土にチャイブを植え付けることが大切です

季節や鉢の大きさにもよりますが、1~2日に1回程度の水やりが目安です。

プランター栽培は植え替えが必要

チャイブ球根植物です。

地面の下に球根があり、生長すると球根が分裂する性質があります

これを「分球」といいます

チャイブは年数が経つと次々と分球して、プランターや鉢の中が球根でいっぱいになります。

あまり球根の量が増えすぎると、肥料や水を奪い合うようになり、生育に支障をきたすため、定期的に植え替えをしてあげましょう

植え替えの目安は2~3年に1回です。

プランターからチャイブの球根を取り出し、少し球根の数を減らして再び植え付けてあげましょう。

その際に、土は新しいものに交換するのがポイントです。

▼チャイブの植え替え方法について詳しく知りたい方はコチラ

増えすぎたチャイブの植え替え方法

まとめ

いかがでしたか?

本日はプランターを使ったチャイブの育て方を解説しました。

本日のおさらい
  • チャイブプランター栽培に向いているハーブ
  • 水はけの良い土を準備する
  • 過湿を嫌うため、水がたまらないように注意
  • 2~3年に1回のペースで植え替え

チャイブは一度植え付けてしまえばほとんど手がかからないため、初心者にもおすすめのハーブです。

お庭のグリーンとしても、キッチンハーブとしても優秀なチャイブをぜひ栽培してみてください。

この記事がチャイブのプランター栽培のお役に立てば嬉しいです。

▼さらに幅広い角度からチャイブを解説した記事も用意していますのでご覧ください

チャイブの特徴や育て方について

▼チャイブ以外のおすすめのハーブをご紹介!

この記事では育てやすく、味や香りも楽しめるハーブを厳選してご紹介しています

お庭に新しいハーブを迎えてみませんか?

植えっぱなしOKのおすすめハーブ7選

それでは、また次のお部屋でお会いしましょう。