ハーブ

フレンチラベンダーの管理に必要な3タイプの剪定方法

皆さんが育てているラベンダーの状態は次の3つの項目に当てはまりませんか?

  1. いつの間にか枝が伸びすぎた!少し低く抑えたい
  2. 枝の数が多すぎる!枝の数を減らしてスッキリさせたい
  3. 枝の数が少ない!もっと枝を張らせてボリュームを出したい

このような状態のフレンチラベンダーには「剪定」が効果的です。

剪定とは、一言でいえば「枝を切ること」になりますが、次のような役割があります。

  • 枝を短くして株の形を整える
  • 不要な枝を切り落とし、枝の数を制限する
  • 古い枝を切り落とし、若い枝を出させる

こぶた

剪定の方法は一種類ではなく、目的によって枝の切り方が変わります

この記事では、フレンチラベンダーをはじめ、多くの植物で応用できる3つの代表的な剪定方法をご紹介します。

フレンチラベンダーを長い期間、上手に育てていくためには、必ず剪定が必要になります。

この記事を読んで、剪定の役割3タイプの剪定方法を覚えていただけると嬉しいです。

記事の信頼性(筆者について)
  • 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
  • 100種類以上のハーブの栽培を経験
  • ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上

これまで大小問わず、様々なフレンチラベンダーを仕立ててきた経験を活かして分かりやすく解説していきます。

フレンチラベンダーの剪定の役割

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まず、剪定とはどういった作業なのか、簡単に確認していきましょう。

剪定とは、伸びた枝を切る作業で、様々な効果があります。

剪定の主な目的と効果

枝を短くする

  • 樹高が低くなる

枝の数を減らす

  • 風通しが良くなる
  • 光が入るようになる

枝の数を増やす

  • ボリューム感がアップする

剪定の目的によって枝の切り方・残し方が変わってきます。

ぽん

次の章から目的別にフレンチラベンダーの3つの剪定方法をご紹介していきます

剪定方法① 大きくなりすぎた枝を剪定する(切り戻し)

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枝が伸びすぎて大きくなったフレンチラベンダーの剪定方法(切り戻し)を解説していきます。

こぶた

枝を短くすることを目的とした剪定を「切り戻し」といいます

上の写真のように、フレンチラベンダーの枝からは、葉だけでなく新芽が出ています。

新芽を残して剪定をすると、この新芽が次の太い枝として生長します

枝を短くするために剪定を行う場合は、必ず次の新しい枝となる新芽を残して剪定することがポイントです。

新芽が付いていることを確認して、好みの長さに枝を切り揃えていきましょう。

先端だけ切るような剪定を行うと、残した新芽の数が多くなりすぎて、枝の数が増え過ぎてしまいます

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剪定するときは枝の長さと新芽の数のバランスを見ながら剪定することが大切です。

木質化したフレンチラベンダーの剪定について

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株が木質化してきてしまった場合も、新芽を残した剪定(切り戻し)を行うことで、新しく緑の枝が吹いてきます

先ほどの要領で、新芽を残す「切り戻し」剪定をすれば、木質化を緩和することができます。

木質化が進行し過ぎて、新芽がない!という方は別の対処が必要です

こちらの記事にお進みください

木質化したフレンチラベンダーの対処法

フレンチラベンダーの枝の数を減らすための剪定(間引き)

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次に、フレンチラベンダーの枝の数を減らすための剪定方法(間引き)を解説します。

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株から出た枝の数を減らす剪定を「間引き(枝抜き)」と呼びます

間引き剪定をすると、風通しが良くなり病害虫が発生しにくい株に仕立てることができます

また、全ての枝に日が当たるようになり株の生育が良くなるといったメリットがあります

「間引き」剪定とは、不要な枝を根本から切り落とす剪定です。

前項の「枝を短くするための剪定(切り戻し)」は、次の新しい枝となる新芽を残して剪定することがポイントでした。

しかし、今回の「間引き」剪定は枝の数を減らしたい」=「新たな新芽は必要ないため、剪定する対象の枝は根元から切り落としていきます

剪定する枝
  • 別の枝とクロスして重なり合っている枝
  • 隣接して平行して伸びている
  • 内側に向いて伸びている
  • 下向きに出ている

これらの枝の生え際から剪定バサミなどで切り落としていきます。

株を傷つけないためにも、切れ味の良い剪定バサミを使い、一度で切り落としましょう

岡恒の剪定バサミは切れ味も良く、木質化している部分も簡単に切ることが出来るためおすすめです。

私も仕事やプライベートで愛用しています。

フレンチラベンダーの枝を増やすための剪定(切り返し)

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最後に、枝の数を増やすための剪定をご紹介します。

こぶた

枝数を増やすために用いる剪定は「切り返し」と呼ばれています

「切り返し」とは、長めに枝を残す「切り戻し」剪定です

長めに枝を残す=株に残る新芽の数が多くなり、株全体にボリュームが出ます

剪定する枝の長さは、増やしたい枝の数によってコントロールします。

たくさん枝を増やしたい=枝を長めに残す

少しだけ枝を増やしたい=枝を短めに残す

枝の数が増えてきたら、「間引き」剪定や「切り戻し」剪定で枝の数と長さをコントロールしましょう。

まとめ

conclusion

いかがでしたか?

本日はフレンチラベンダーの管理に必要な3タイプの剪定方法について解説しました。

本日のおさらい

いつの間にか枝が伸びすぎた!少し低く抑えたい

  • 切り戻し」剪定で枝を短く切る
  • 新芽を残して剪定することで次の新しい枝が出てくる

枝の数が多すぎる!枝の数を減らしてスッキリさせたい

  • 間引き」剪定で枝を切り落とす
  • 次の枝が出て来ないように、根元から切り落とす

枝の数が少ない!もっと枝を張らせてボリュームを出したい

  • 切り返し」剪定で枝の数を増やす
  • 「切り戻し」よりも高い位置で枝をカットすることで、新しい枝をたくさん確保する

3つの剪定を上手に使いこなせれば、フレンチラベンダーを長い期間、整った樹形に仕立てることができます。

樹形が整えば、全ての枝に光が当たるようになり、生育も良く病害虫も発生しにくい健全な株になります。

ぜひご自身が育てているフレンチラベンダーで実践してみてください。

▼こちらの記事でフレンチラベンダーを上手に栽培するためのコツを幅広くご紹介しています

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