ハーブ

ワンランク上のミント栽培 剪定(切り戻し)の方法を解説

  • ミントの茎が伸び過ぎたとき、どうすればいいの?
  • ミントの切り戻しの方法や時期を知りたい

こんな疑問にお答えする記事です。

ミントはとても生育旺盛なハーブです。

ぽん

放っておくと、あっという間に茎が伸びて不格好な株になってしまいます

また、放置すると葉が硬くなり、キッチンハーブとしても使いづらくなり、あまりメリットがありません。

そこで、「切り戻し」の出番です。

切り戻しとは、植物の枝や茎が伸びた時に使う剪定方法の一種です。

こぶた

こまめな切り戻しをすることが、ミントを上手に育てるための最大のポイントです

しかしながら、いざ剪定をしようと思っても

  • どのくらいカットするの?
  • どの時期にカットするの?

色々と疑問が出てくるのではないでしょうか?

この記事では、ミントの切り戻し(剪定)に必要な知識やテクニックを解説していきます。

本日の要点
  • ミントは生育旺盛なハーブ⇒こまめな切り戻しで草姿をキープ!
  • ミントは春と秋に芽が吹く⇒春と秋の芽吹き前には大きく切り戻す
  • こまめに切り戻すと分枝する⇒ボリュームのある株に!
  • 切り戻したあとは肥料を与えてメンテナンス
  • 切り口から病気になるリスクあり!病気になったら早めに農薬をまく

記事の信頼性(筆者について)
  • 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
  • 100種類以上のハーブの栽培を経験
  • ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上

これまで多くのミントを育ててきた経験を活かして分かりやすく解説していきます。

きれいなミントを育てるポイントは「剪定」にあり

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ミントは植物の中でも生育旺盛なハーブです。

ランナーですぐに株が横に広がりますし、茎も伸びやすいため、縦方向にもあっという間に伸びてしまいます。

放っておくとすぐにヒョロヒョロと間延びして、不格好な草姿になってしまうため、対策が必要です。

そこで「切り戻し」の出番です。

切り戻しとは、枝や茎を切る「剪定」の一種で、伸びた枝(茎)を短く切るために行う剪定のことです

剪定はその他に、枝の本数を少なくする「間引き」や枝のボリュームを増すために行う「切り返し」などの種類があります

ミントは茎が伸びやすいため、こまめに「切り戻し」を使ってちょうど良い茎の長さをキープしてあげる必要があります。

人間の髪が伸びるのと同じように、ミントも茎が伸びるため、定期的なカットが必要というわけです。

ミントの剪定(切り戻し)の方法

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ミントに使う切り戻しは「強・弱」の2つを使い分けます。

それぞれの剪定には適切なタイミングがあるため、剪定に適した時期をあわせてご紹介していきます。

剪定に最適な時期は春と秋

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弱い剪定(枝を少しだけ切り戻すこと)は茎が伸びている春・夏・秋であればいつでも可能です。

茎が伸びてきたら、こまめに切り戻しをして草姿を整えてあげましょう。

強い剪定(伸びている枝を地際近くまで切り戻すこと)は春と秋の芽吹き前に行うのがベストです。

ミントの生長は、春と秋にそれぞれ大量の新芽が吹いてきます。

地域にもよりますが、夏と冬は暑さと寒さが厳しく、生育が緩やかorストップします。

春と秋の芽吹き直前に地上部を全て切り戻して生育をリセットしておくと、新芽が吹くタイミングで株をリセットするができます。

こぶた

葉が汚くなってきたり、株の形が悪くなってきたら、リセットしてみましょう

こまめに剪定することで草姿をキープ

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ミントは生育スピードがとても速いハーブです。

何もしないで育てていると、すぐに間延びしたような株になってしまいます。

そこで、こまめに切り戻しをして草姿を整えてあげましょう。

切り戻しをすると、株の高さが整うだけでなく、茎の数が増えるメリットがあります

イメージはこんな感じです。

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茎をカットして芽の数を増やすテクニックを「ピンチ」と呼びます。

切り戻しは剪定だけでなく、ピンチの役割も兼ねているというわけです。

こまめな切り戻しをすることでボリュームのある株に仕立てることができます。

切り戻し後には肥料を与える

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切り戻しをした後は新たな芽が吹いてきます。

ぽん

新たな芽を吹かせるためにはエネルギーが必要です

そこで肥料の出番です。

肥料を与えることで、剪定後も次々と芽が出てくるようになるため、剪定後は必ず肥料を与えておきましょう。

こぶた

おすすめの肥料は液肥緩効性肥料です

液肥は植物に与えてからすぐに効果があるのが特徴です。

ただし、効果は持続しないため、定期的に液肥を与える必要があります。

ハイポネックスは、ミントの芽吹きに必要な肥料成分がバランス良く入っているため、おすすめの液肥です。

緩効性肥料は固形タイプの肥料で、一度与えておけば長い期間じわじわと肥料の効果が持続するのが特徴です。

ペンタガーデンはミントの生長に必要な必須元素だけでなく、5-アミノレブリン酸という植物にとって有益な成分が含まれる緩効性肥料です。

私もアミノレブリン酸が入りの肥料をよく使用しています。

剪定後にペンタガーデンを置くことで、数か月単位で肥料の効果が持続して新しい健全な芽が出てくるようになります。

この商品は60日タイプなので、2か月間肥料の効果が持続します。

切り戻し後は病気の発生に注意!

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ミントの切り戻しをした後は、切り口から病原菌が侵入し病気が発生するリスクが高まります。

切り戻し後にが降り、泥が跳ね上がると特に病気になる可能性が上がります

一度病気にかかってしまうと完治が難しく、最悪の場合枯れてしまうこともあります。

そこで殺菌剤の出番です。

切り戻しの後殺菌剤を使うことで、病気にかかるリスクをグッと減らすことができます。

ベニカXネクストスプレー豊富な殺虫・殺菌成分を含んでおり、切り戻し後の散布に相性の良い農薬です。

前項の肥料と合わせて使用することで、元気な新芽をたくさん吹かせることができます

まとめ

conclusion

いかがでしたか?

本日はミントの剪定(切り戻し)について解説しました。

本日のおさらい
  • ミントは生育旺盛なハーブ⇒こまめな切り戻しで草姿をキープ!
  • ミントは春と秋に芽が吹く⇒春と秋の芽吹き前には大きく切り戻す
  • 茎が伸びる時期はこまめに切り戻すボリュームのある株に
  • 切り戻したあとは肥料を与えてメンテナンス
  • 切り口から病気になるリスクあり!病気になったら早めに農薬をまく

ミントはとても丈夫なハーブです。

剪定の時期が多少ズレたり、剪定方法が間違ったりしていても枯れることはまずありません

切り戻しを繰り返すことで芽の数が増えボリューム感のある株に仕立てることができますので、ルールにとらわれず、こまめにカットしていきましょう。

ポイントは「切り戻し+定期的な肥料やり」です。

この記事に掲載しているミントの写真は全て私が育てたものですが、特別なことは何もしておらず、この記事に書かれていることを実践しただけです

切り戻しの頻度を上げれば、誰でも簡単にたくさんの芽が吹いたミントの株を仕立てることができます

皆さんもぜひワンランク上のミント栽培にチャレンジしてみてください。

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