ローズマリーのハダニ対策!白い斑点の見分け方と駆除・予防方法をプロが解説
ローズマリーの葉に白い斑点が出てきたけど、これは何!?
そのローズマリーは、ハダニが発生しているかもしれません!
ローズマリーの葉に白い斑点が出ている場合、以下の2パターンの可能性が考えられます。
- うどんこ病が発生している
- ハダニが発生している
見分け方は簡単で、葉の裏をよく観察してみましょう。
0.5mm程度の小さな虫が見えた場合、それはハダニの可能性が非常に高いです。
すぐに対処が必要なので、このまま記事を読み進めていただければ幸いです。
葉の裏を見ても何も見当たらなかった場合は、すでにハダニが去ってしまった後か、その斑点がうどんこ病である可能性があります
葉の表面をよく観察して、葉の上に白い粉のようなものが付着している場合、うどんこ病の可能性が高いです。
▼放置しておくとあっという間に広がってしまう病気なので、以下の記事にお進みください
この記事では、ローズマリーの葉に発生した「白い斑点」の原因の一つとなるハダニの対処法について解説していきます。
早期に発見して治療ができれば、再び元気なローズマリーを楽しむことができますので、ぜひ記事の内容を実践していただけると嬉しいです。
ハダニは、ローズマリーを育てているとほぼ毎年のように出会う害虫です。
でも、早く見つけて正しく対処すれば、株を元気に戻すことができます!
白い斑点の正体はハダニの可能性大
- ハダニは植物の養分を吸汁する害虫
- 吸汁された跡が白い斑点(かすれ模様)になる
- 吸汁された植物は衰弱してしまう
- ハダニは主に葉の裏に生息している
- ハダニは産卵スピードが速く、すぐに増殖する
ハダニが発生したらすぐに治療!
- 発生している葉を出来るだけ取り除く
- 農薬を散布する(卵には効かない農薬が多い)
- 卵が孵化するタイミングでもう1度散布する
- 短いスパンで集中的に駆除するのがポイント
- 食べるローズマリーには適用のある農薬を使う(コロマイト乳剤は1回まで)
ハダニ発生の予防のポイント
- ハダニは乾燥条件で発生しやすい害虫
- ハダニは水を嫌うため、葉水が効果的
- ミスト状にして葉の裏に水を打つと効果大
- 定期的な予防薬散(有機がおすすめ)
ハダニが嫌うハーブは?
- 香りの強いハーブでもハダニはつく(ローズマリーも)
- タイムやミントはハダニが発生しにくいハーブ
- ハーブを植えるだけでは防げない。葉水と早期発見が基本
- 植物の栽培を仕事として経験している夫婦が解説
- 100種類以上のハーブの栽培を経験
- ガーデニング歴は夫婦ともに20年以上
仕事と趣味の両面から植物を扱っている経験を活かして詳しく解説していきます!
白い斑点の正体はハダニの可能性大

育てているローズマリーの葉が突然白くなった場合、疑うべきなのは「うどんこ病」または「ハダニ」です。
どちらが発生しているかは、葉の表と裏を観察することで確認することができます。
- 葉の表面を観察したときに「白い粉状の物質」が発生している場合、うどんこ病の可能性が高い
- 表面にぶつぶつと白い斑点があり、裏面に小さなクモのような虫が確認できた場合はハダニが発生している
※既に発生がおさまり、ハダニが確認できない場合もあります。
白い斑点(かすれ模様)が出ている場合は、まず葉の表と裏を観察してみましょう。
ハダニ・うどんこ病・ヨコバイの見分け方
ローズマリーの葉が白っぽくなる原因は、ハダニのほかに、うどんこ病やヨコバイ(小さな虫)の場合もあります。葉の表と裏を見比べて、原因を確かめましょう。
| 原因 | 葉の表 | 葉の裏・まわり |
|---|---|---|
| ハダニ | 針でつついたような白い小さな点(かすれ模様)が広がる | 0.5mmほどの赤や黄緑の小さな虫。多いとクモの巣のような細い糸が張る |
| うどんこ病 | 小麦粉をまぶしたような白い粉がつく(指でこすると取れる) | 虫は見当たらない |
| ヨコバイ | ハダニに似た白い点(かすり状)が出る | 2〜3mmほどの細長い虫。触ると横に歩いたり跳ねたりする |
ハダニはとても小さいので、葉の裏を見てもわかりにくいことがあります。白い紙の上で枝を軽くたたいてみて、紙の上で小さな点が動けば、ハダニがいる証拠です。
ルーペ(虫めがね)があると、葉の裏のハダニや卵が見つけやすくなりますよ!
ハダニとは

そもそもハダニとはどういった生物なのかを見ていきましょう。
ハダニは、広くはクモの仲間で、葉の上に生息する虫です。
葉の養分を吸汁して繁殖していきます。
葉の表面にできる「白い斑点(かすれ模様)」はハダニが葉の養分を吸汁した痕になります
ハダニは1種類ではなく、たくさんの種類がいます。
どの種類も小さく、体長は0.5mm前後のものがほとんどです。
ハダニは基本的に葉の裏に生息しています。
繁殖サイクルが早く、孵化後、15~20日で自分も産卵できるようになります。
また、メスは交尾せずにオスを産むことができます(交尾しないとメスは産まれない)。
このため、ハダニは放置しておくと短期間で爆発的に増殖していきます
葉の表面が白い斑点(かすれ模様)だらけになっているということは、それだけハダニが増殖し葉の養分を吸汁している証拠です
養分を吸われた植物は、生育不良を起こしたり、傷口から病原菌が侵入して病気になったりすることも少なくありません。
ハダニが発生しやすい時期と場所
ハダニは、気温が高く乾燥する時期に増える害虫です。春から秋(5〜10月ごろ)にかけて発生し、特に梅雨明けから夏の高温で乾燥する時期は、短い期間で一気に増えるので注意が必要です。
次のような場所や状態のローズマリーは、ハダニがつきやすくなります。
- 雨の当たらない軒下やベランダで育てている
- エアコンの風が当たる室内で育てている
- 枝が混み合って、風通しが悪い
- 水切れが続いて、株が乾燥している
雨が当たらない場所のローズマリーは、葉の裏がずっと乾いたままになるので、ハダニにとって居心地のいい場所なんです。
軒下やベランダ、室内で育てている方は、特にこまめにチェックしましょう!
ハダニが発生したら速やかに治療を!

ハダニを発見したら、出来るだけ素早く対処することが重要です。
ハダニは一度発生すると、すさまじいスピードで増殖していきます。
1匹のメスのハダニの総産卵数は100個前後ともいわれており、1回のサイクルでハダニは何十倍にも増殖することができます
最も一般的な治療法は「葉を取り除く(物理的な治療)」と「農薬の散布(化学的な治療)」です。
2つの方法を組み合わせることで治療の効果を最大限に高めることができます。
〇まずは、ダニが多くついている葉を取り除きます。
ハダニは古い葉に発生する傾向が強いため、株の下の方は特に念入りに調べましょう。
大量に発生している場合は、枝ごと切除していきます。
下の方の古い葉は、光合成能力も低く生長にはあまり重要ではないため、気前よく取り除きましょう。
〇ハダニの個体数を減らしたところで、次は農薬を散布します。
農薬の散布にはいくつかポイントがあります。
- 「殺ダニ剤」という系統の農薬が効果的
- しっかりと葉の裏にかける
- 抵抗性が付くため、短い期間で勝負をつける
順番に解説します。
ハダニに対する農薬の選び方

ハダニ対策の農薬の選び方を解説します。
農薬には様々な種類があります。
同じ「殺虫剤」というカテゴリーの中にもたくさんの種類の農薬があり、それぞれの商品によって得意な害虫が異なります。
商品Aは「ガの幼虫」、商品Bは「アブラムシ」
のように、農薬によって得意分野が違います!
農薬の系統の中に「殺ダニ剤」という、ダニを退治することに特化した農薬があります。
市販で購入できる農薬で最もおすすめなのは、「コロマイト」という農薬です
コロマイトは殺ダニ剤の一種で、ダニに対して非常に効果が高い農薬です。
業務でも使用できるレベルで、私もハダニが発生したときに最もよく使う農薬の一つです
このコロマイトに含まれる殺ダニ成分の「ミルベメクチン」は微生物が生産する天然成分で、使用しても「有機栽培」と表示できる農薬とされています
効果が高く、有機栽培にも配慮されている数少ない農薬です
さらに、コロマイト乳剤は食べるローズマリーにも使えるのが大きなメリットです。
コロマイト乳剤は「しそ科葉菜類」に農薬登録があり、ハダニ類に使うことができます。ローズマリーはシソ科のハーブなので、この「しそ科葉菜類」に含まれます。
水で2000倍に薄めて散布し、収穫前日まで使えます。つまり、料理やハーブティーに使うローズマリーにも使える農薬です。
※ただし、ローズマリー(しそ科葉菜類)に使える回数は1回までです(2026年10月時点)。2回目以降の散布が必要なときは、系統(有効成分)の違う、ローズマリーに使える別の農薬を使いましょう。
ハダニによく効いて、食べるローズマリーにも使えるのがコロマイトのいいところです。
ただし使えるのは1回だけなので、ハダニを見つけたら早めに使いましょう!
ホームセンターなどで販売されている一般的な殺虫剤でもハダニに対して一定の効果があります。
市販の殺虫スプレーであれば、「ベニカXファインスプレー」がおすすめです。
効果がダニ類に限定されている「コロマイト」に対して、「ベニカXファインスプレー」は非常に広い範囲の虫に効果のある薬剤です。
この薬剤の中に入っている「フェンプロパトリン」という成分はハダニを含む様々な害虫に効果があります。
殺菌成分も含まれているため病気にも効果があり、家庭に1本あると便利な農薬です
※ベニカXファインスプレーの適用作物は、花き類・観葉植物やばら、一部の野菜(トマト・なす・きゅうりなど)で、ローズマリーなどのハーブには登録がありません(2026年10月時点)。観賞用として育てているローズマリーに使い、収穫して料理などに使う株には使用しないでください(くわしくは下の「収穫して食べるローズマリーに農薬を使うときは」で解説します)。
「農薬は効果があるのは分かっているけれど、あまり使いたくない…」
という方も多くいらっしゃると思います。
そんな方には、効果は化学性の農薬に劣りますが、100%食品成分だけで出来ている殺虫・殺菌剤が販売されています
「ベニカ マイルドスプレー」は、化学殺虫成分を使っていないため、有機栽培をされている方やお子さんがいらっしゃる方でも安心してお使いいただけます。
- ダニの治療に特化した「殺ダニ剤」
- 色々な害虫に効果のある「一般的な殺虫剤」
- 安全性の高い「有機農薬」
3タイプの中からご自身の考えに一番合っている農薬を選んで、ハダニの発生しているローズマリーに散布しましょう。
農薬の散布の方法

農薬を散布するときのポイントはハダニの発生している「葉の裏」にしっかりと農薬をかけることです。
ほとんどの農薬は、農薬の霧が直接害虫に当たることで効果を発揮します。
農薬は、上からサラっとかけるのではなく、噴霧の口を逆さに向けて葉の裏にも農薬をかけるようにすると高い効果を発揮します
(一部の農薬は「浸透移行性」といって、適当に散布しても勝手に植物全体に効果が行きわたるタイプもあります)
ハダニが発生してしまったときの農薬散布の頻度

ハダニをしっかりと退治するには、1日おきくらいの間隔で2~3回集中して散布するのがおすすめです。
多くの殺虫剤は、ダニの卵には効果がありません
農薬をまいたときに卵だったハダニは、数日後に孵化して、再び増殖を始めます
1度まいて、しばらく様子を見て…またハダニが出たらまいて…と、ズルズルと管理するよりも、
2、3回集中して散布して、ハダニを完全に退治してしまうのがおすすめです。
また、同じ農薬を何度も続けて使うと、ハダニに抵抗性がついて効きにくくなることがあります。シーズン中に何度も散布する場合は、系統(有効成分)の違う農薬を交互に使うようにしましょう。
※収穫して食べるローズマリーの場合は、農薬ごとに使える回数が決まっています(たとえばコロマイト乳剤は1回まで)。2〜3回散布するときは、それぞれの使用回数を守り、系統の違う農薬を組み合わせましょう。
農薬を使いたくないときは水で洗い流す
ハダニは水に弱いため、シャワーの水を葉の裏に勢いよくかけて洗い流すだけでも、数を減らすことができます。
鉢植えなら、株を少し傾けて、葉の裏に下からシャワーを当てると洗い流しやすくなります。数日続けて行うと効果的です。
ただし、水だけで卵まで退治するのは難しいため、大量に発生している場合は、葉を取り除く・農薬を散布する方法と組み合わせましょう。
洗い流したあとは、土が湿りすぎないように、風通しの良い場所で乾かしてあげましょう。
ローズマリーは過湿が苦手なので、株元に水がたまらないようにするのがポイントです!
収穫して食べるローズマリーに農薬を使うときは
料理やハーブティーに使うローズマリーに農薬を散布する場合は、ラベルの「適用作物」を必ず確認しましょう。
ローズマリーなどのハーブは、農薬の登録では「野菜類」のなかまに含まれます。適用作物に「野菜類」や「ローズマリー」などが書かれていて、適用害虫に「ハダニ類」がある農薬を選び、使用回数と使用時期(収穫の何日前まで使えるか)を守って散布してください。
適用作物が「花き類・観葉植物」などに限られている農薬は、観賞用の株に使い、収穫して食べる株には使わないようにしましょう。
この記事で紹介している農薬では、コロマイト乳剤は「しそ科葉菜類」に登録があるため、食べるローズマリーにも使えます(2000倍・収穫前日まで・1回まで)。ベニカXファインスプレーはハーブに登録がないため、観賞用の株にだけ使いましょう。
同じ農薬でも、観賞用と食べる株とで使えるかどうかが変わります。
収穫する予定があるときは、散布する前にラベルを確認する習慣をつけましょう!
ローズマリーに発生するハダニを予防する方法

最後に、ハダニの発生を予防する方法をご紹介します。
ハダニが発生したときの対処法はご理解いただけたでしょうか?
発生したハダニを対処することは大切ですが、そもそもハダニが発生しにくい環境を整えてあげることが最も重要です
日頃の管理の中で実践できることばかりですので、参考にしてみてください。
ハダニは乾燥条件で発生しやすい

前提として、ハダニは乾燥条件で発生しやすい害虫です。
ローズマリーが過湿に弱いからといって、あまりにも乾燥状態が続くとハダニ発生の原因になります。
水はけの良い土に植えて、水やりはしっかりと行いましょう。
ハダニの予防には葉水が効果的

ハダニは乾燥を好み、水を嫌います。
水やりをするとき、一緒に葉にも水をかけるようにすると、ハダニの発生予防に効果的です
ローズマリーは葉の表面のワックス成分が強いため、水をはじいてしまいます。
ミストに切り替えができるノズルがあれば、ミストを葉の表と裏にかけることで、葉の表面に水を乗せることができます
水やりのついでに葉水をするだけなので、毎日の管理に取り入れやすい予防法です。
特に夏は、夕方の水やりのときに葉の裏まで水をかけてあげましょう。
剪定で風通しを良くし、株のまわりの雑草を取る
枝が混み合って風通しが悪くなると、ハダニが発生しても気づきにくく、増えやすくなります。伸びすぎた枝は剪定して、株の中まで風と光が入るようにしましょう。剪定は、新芽が吹く春(4〜5月)か秋(9〜10月)に行うと、剪定後に新しい枝がスムーズに伸びてきます。
また、ハダニは株のまわりの雑草から移ってくることもあります。株元の雑草や落ち葉はこまめに取り除いておきましょう。
▼ローズマリーの剪定の方法は、こちらの記事で解説しています。
定期的に農薬を散布する

ハダニは体が小さいため、なかなか見つけることができず、発見が遅れてしまいがちです。
そこで、「予防のための農薬散布」が非常に有効です
ご紹介した化学成分の入っていない「有機農薬」などを定期的に散布することでハダニの発生を抑えることができます
有機農薬は、ハダニが大量発生したときの治療効果は薄いですが、予防的に使う農薬としてはとても優秀です。
定期的に散布することで、安全性の高い農薬だけで虫や病気を予防することができます
ローズマリー以外の植物にも効果的な方法ですので、定期的に予防のための薬剤散布を実践してみてください。
ハダニ以外にローズマリーにつく虫
ローズマリーには、ハダニのほかにも次のような虫がつくことがあります。症状がそれぞれ違うので、見分けて対処しましょう。
| 虫 | 主な症状 | 対処法 |
|---|---|---|
| ヨコバイ | 葉の表に白い小さな点(かすり状)。葉の裏に2〜3mmほどの細長い虫や白い抜け殻 | 被害の多い枝を切り、適用のある殺虫剤を散布する |
| アブラムシ | 新芽や枝先に、緑色や黒色の小さな虫が群がる。葉がべたつく | 少なければ手やテープで取り除き、多ければ殺虫剤を散布する |
| ベニフキノメイガ(幼虫) | 枝先の葉が糸でつづられ、中から食べられる。クモの巣のような糸と黒い粒(フン)が目印 | 糸でつづられた枝先ごと切り取って処分する |
| カイガラムシ | 枝や葉に、白や茶色の小さな殻や、白い綿のようなものがつく | 歯ブラシなどでこすり落とす |
「クモの巣のような糸」は、ハダニが大量に発生したときにも見られます。糸の中に小さなイモムシや黒いフンがあればベニフキノメイガ、葉に白い小さな点が広がっていればハダニを疑いましょう。
どの虫も、早く見つけるほど被害を小さくできます。
水やりのときに、枝先と葉の裏をさっと見る習慣をつけましょう!
ハダニが嫌うハーブはある?
「ハダニが嫌うハーブ」として、ローズマリーやミント、ラベンダー、タイムなど、香りの強いハーブが紹介されることがあります。近くに植えると虫が寄りつきにくくなる「コンパニオンプランツ」として知られているハーブです。
ところが、この記事でご紹介しているとおり、ローズマリー自身にもハダニはつきます。同じように香りの強いラベンダーにも、ハダニはよく発生します。
香りの強いハーブを植えても、それだけでハダニを防ぐことはできません。コンパニオンプランツは補助と考え、ハダニ対策の基本は次の3つです。
- 乾燥させない(水やりと葉水)
- 風通しを良くする(剪定・雑草取り)
- 早く見つけて駆除する(葉の裏のチェック)
「香りの強いハーブだからハダニはつかない」と思って油断していると、気づいたときには葉が真っ白……ということもあります。
特にローズマリーやラベンダーは、夏は葉の裏をこまめにチェックしてあげましょう!
▼ラベンダーに発生したハダニの対処法は、こちらの記事で解説しています。
ハダニがつきにくいハーブ・つきやすいハーブ
近くの植物をハダニから守る効果は期待しすぎないほうがよいですが、ハーブそのものにハダニがつきやすいかどうかには違いがあります。
私たちがこれまで育ててきた経験では、このブログでも紹介しているタイムやミントは、ハダニが発生しにくいハーブです。
同じくブログで紹介しているチャイブは、ハダニはわずかに発生する程度ですが、アブラムシがよく発生するキッチンハーブです。
| ハーブ | ハダニの発生しやすさ(こぶたガーデンの経験) |
|---|---|
| タイム | 発生しにくい |
| ミント | 発生しにくい |
| チャイブ | わずかに発生する(アブラムシはよく発生する) |
| ローズマリー | 乾燥する時期に発生しやすい |
| ラベンダー | 乾燥する時期に発生しやすい |
チャイブは虫がつきやすい面もありますが、料理に使いやすく、とても使い勝手の良いハーブです。虫の出やすさを知ってうまく付き合いながら、色々なハーブを育ててみてください。
ハダニやアブラムシが出ても、早く見つけて対処すれば大丈夫です。
ぜひ色々なハーブを育てて、香りや味を楽しんでみてくださいね!
▼タイム・ミント・チャイブの育て方は、こちらの記事で紹介しています。
ローズマリーのハダニのよくある質問
白い斑点が出たローズマリー(ハダニがついた株)は食べられる?
ハダニは植物の汁を吸う小さな虫で、人を刺したり、病気をうつしたりすることはありません。ハダニがついた葉や白くかすれた葉は取り除き、残った元気な葉をよく水で洗えば料理に使えます。
農薬を散布した場合は、ラベルに書かれている使用時期(収穫の何日前まで使えるか)を守ってから収穫してください。
白い斑点が出た葉は元に戻る?
一度白くかすれた葉は、ハダニを駆除しても緑色には戻りません。ハダニをしっかり駆除できれば、新しく伸びてくる葉はきれいな緑色になります。目立つ葉は、剪定のときに少しずつ取り除きましょう。
室内で育てているローズマリーにもハダニはつく?
つきます。室内は雨が当たらず、エアコンや暖房で空気が乾燥しやすいため、ハダニが発生しやすい環境です。室内で育てている場合も、ときどき葉水をして、葉の裏をチェックしましょう。
まとめ

いかがでしたか?
本日はローズマリーに発生したハダニの対処法について解説しました。
白い斑点の正体はハダニの可能性大
- ハダニは植物の養分を吸汁する害虫
- 吸汁された跡が白い斑点(かすれ模様)になる
- 吸汁された植物は衰弱してしまう
- ハダニは主に葉の裏に生息している
- ハダニは産卵スピードが速く、すぐに増殖する
ハダニが発生したらすぐに治療!
- 発生している葉を出来るだけ取り除く
- 農薬を散布する(卵には効かない農薬が多い)
- 卵が孵化するタイミングでもう1度散布する
- 短いスパンで集中的に駆除するのがポイント
- 食べるローズマリーには適用のある農薬を使う(コロマイト乳剤は1回まで)
ハダニ発生の予防のポイント
- ハダニは乾燥条件で発生しやすい害虫
- ハダニは水を嫌うため、葉水が効果的
- ミスト状にして葉の裏に水を打つと効果大
- 定期的な予防薬散(有機がおすすめ)
ハダニが嫌うハーブは?
- 香りの強いハーブでもハダニはつく(ローズマリーも)
- タイムやミントはハダニが発生しにくいハーブ
- ハーブを植えるだけでは防げない。葉水と早期発見が基本
ローズマリーの葉に白い斑点(かすれ模様)が見られたら、ハダニの発生を疑いましょう。
ハダニは早期に治療することが重要です。
ハダニが付いた葉を除去し、農薬を散布することで発生を最小限にとどめれば、再び元気なローズマリーを楽しむことができます
この記事がハダニの防除に役立てば嬉しい限りです。
▼こちらの記事でローズマリーを上手に栽培するためのコツを幅広くご紹介しています
▼ローズマリー以外のおすすめのハーブをご紹介!
この記事では育てやすく、味や香りも楽しめるハーブを厳選してご紹介しています
お庭に新しいハーブを迎えてみませんか?






